
令和6年6月から活動する長谷川隊員。
2年目となる今年度の活動について、力を入れた業務や今後の展望を語っていただきました(令和8年2月末時点)。
長谷川 久乃(はせがわ ひさの)
| 出身 | 栃木県 |
| 活動開始 | 令和6年6月 |
| 活動テーマ | 木材利用促進業務 |
| 主な業務 | ・森林経営管理制度に関する事務手続き補助 ・木材普及活動 ・森林保全にかかわる活動補助 |
「日光の木」を届けるために
「日光の木」は、日光市内の森林で産出され、市内で製材された木材ブランドです。
雪害が少なく寒暖差のある気候のなかで育つため、まっすぐに成長し、断面が正円で、密度が高く目が細かいのが特長。
意匠性と強度に優れた建材です。
今年度は「日光の木」利用総合戦略委員会のご協力のもと、建材の利用促進とブランドの認知向上を主軸に活動しました。
この委員会は、日光市森林組合をはじめとする生産者、木材加工業者、建築士会、商工会議所、日光市が連携し、「日光の木」の利用を通じて森林を次世代につなげるための組織です。
現在の課題は、一般の方や建築関係者に森林が抱えている問題や地域材を使うメリットをどう効果的に伝えるかということです。
「地域の木を使いたい」という気持ちを起こしていただけるよう、建築関係者向け・一般向けにターゲットを絞り、展示会への出展や情報発信を行いました。

展示会で感じた手応え

主な活動として、「日光の木」HPとInstagramの情報更新、建築関係者向け・一般向けのチラシ制作に取り組みました。
また、木材や建築の展示会・関連団体を訪問し、「日光の木」のPR活動もおこなっています。
夏には日光郷土センターmekkeで木工クラフト展にも協力し、輪ゴム銃づくりのワークショップを開催しました。
加えて、県内で開催された2つの展示会に出展しています。
7月のAP展(栃木県建築士事務所協会主催)は建築関係者向けの展示会です。
ブースへの来訪は約30社。
設計事務所15社、施工者3社、メーカー4社などにお越しいただきました。
「日光の木」の認知度はまだ高くないものの、プレゼント事業や薪ストーブ等の設置補助への反応はよく、日光市内で顧客を開拓したいとの声もいただいています。
10月のとちぎ住宅フェア(栃木県住宅協会主催)は一般向けの展示会です。
未就学児のいる世帯を中心に集客するイベントで、「日光の木」ブースへの来訪は約100世帯にのぼりました。
木の感触を体験できるコーナーや建築士による住宅相談コーナーを設け、端材の無料プレゼントやモクトンボ(木製のとんぼ)も好評です。
フェアのポイントイベントを活用してInstagramのフォロワー増加にも成功。
とちまる君やReva,s Tochigi(プロバレーボールチーム)にも情報拡散にご協力いただきました。


来年度に向けて
来年度も、建材の利用促進と「日光の木」ブランドの認知向上を活動の柱にしていきます。
「日光の木」×○○と題した発信を行っていく考えです。
林業や建築の枠にとどまらず、まちづくり、飲食、子育て、観光、農業、宇宙など、いろいろな場面でゆるやかにつながることで、「日光の木」が使われていることが当たり前の風景を目指します。
一般の方にはInstagramを中心に、森林の課題や木で建てた建物の魅力を発信していきます。
地域材を使うことが地球環境にやさしい行動であることもアピールしたいと考えています。
「こんなところにも日光の木が!」という相互発信ができれば理想的です。
建築関係者や事業者、他地域の自治体には、展示会や訪問を通じて、木造・木質化によるCO2削減効果や大径木の活用可能性を伝えてまいります。
関連サイト・SNS
「日光の木」HP / 「日光の木」Instagram
